シンガポール旅行で役に立つクレジットカードとは?現金よりもクレジットカードの時代です

世界の中でも発展国でもある日本ではキャッシュレス決済がメジャーになりつつあります。

キャッシュレス決済はクレジットカードなどを通して支払うので現金を持つ必要がなく、財布もかさばりません。

暗証番号を入力しての決済にしておけば盗難に気づいた時にもすぐに対応しやすいのもメリットです。

シンガポールはアジアの中でも日本に負けず劣らない発展国であり、金融、観光、貿易などの分野では世界の中でもトップクラスを誇っています。観光としてはマーライオンやマリーナべイ・サンズなどが有名ですよね。

そんなシンガポールでの出張や観光、旅行において現地で必要な決済方法はクレジットカードが断然おすすめです。

初めてのシンガポール観光でお金の管理をどうすればいいのか、クレジットカードについての悩みを抱いている人にもわかりやすく解説していきます。

シンガポールではクレジットカード支払いはメジャー

今や日本人の60%以上がクレジットカードを所持しており、日々の必要な物を購入する際の便利な決済方法として根付いています。

日本は世界でも有数の発展国であることと、インドやタイは支払いが現金といったイメージが残っていることもあり、海外でクレジットカードが使えるのか、シンガポールでは使えるのか心配になる人も多いでしょう。

シンガポールはテクノロジー対応国と言われるほどキャッシュレス決済に対応している国であり、商業施設やホテル、観光名所などの多くはクレジットカードに対応しています。

経済競争が激しく、石油精製貿易センター、金融センターは世界で3番目の大きいと言われており、シンガポール自体も住みやすい都市として人気を博しています。

15歳以上を対象にしたシンガポールでのクレジットカード普及率は35%ほど。タイの4%、インドの6%と比べるとかなりの格差です。

交通機関でもクレジットカードが利用可能

日本ではタクシーに乗るとクレジットカード決済ができるタクシーもあれば、タクシーによってはできない会社もあります。

仮にタクシーでクレジットカード払いができたとしても、バスや電車でクレジットカードが使えるとは限りません。

Suicaなどの指定の電子マネーは使うことができますが、クレジットカード払いとなるとまだまだ対応していない駅の方が多いです。

シンガポールはキャッシュレス決済が日本に負けず劣らず進んでいます。

電子マネーはもちろん、交通機関においてもクレジットカードに対応しているところが多いので、安心して利用することができるでしょう。例えば首都を走っているタクシーのほとんどはクレジットカードやデビットカードでの支払いが可能です。

ちなみにタクシーの車も多種多様で、日本では横に長い自動車が主流ですが、シンガポールでは燃費のいいプリウスなどもタクシー車として使われています。

»ゴールドカードのおすすめ

主な観光地や一部の市場でもクレジットカード決済ができる

マリーナベイ・サンズはもちろん、シンガポールの宿泊施設、有名な観光地やその付近にあるお店、飲食店、市場の一部の店舗でもクレジットカードが使えます。

ただ、使えないお店もあります。

例えばキャッシュレス端末を導入していない店舗です。

観光客が多い場所ではキャッシュレス化が進んでいる一方で、観光客向けに開いている露店や現金管理のみを行っている店では断られる可能性があります。

旅の思い出にそういった場所を利用する場合は必要な分以上のお金を持っておくと安心ですよ。

外食は現金をもっておくと◎

日本では自炊をする家庭も多いですが、シンガポールの場合は共働きの世帯も多く食事は基本的に外食のことが多いです。

商業施設の中にあるフードコートなどではクレジットカードが使える中で、観光名所としても有名な屋台街などでは現金のみしか受け付けていないことがあります。
現金もある程度もっておくこおとをおすすめします。

シンガポールでは日本のクレジットカードを使えます!

初めての海外旅行や、知らない土地での旅行になると、キャッシュレス決済を主流にしている人にとっては「元々手元にあるクレジットカードが使えるのか」心配になりますよね。

ですがご安心ください。日本で発行したクレジットカードもシンガポールで利用が可能です。ですが、お店に導入している端末や契約しているクレジットカード会社によっては利用できないカードがあります。

日本で大手カード会社のもので使えるカード

日本の中で名の知られているクレジットカードのブランドはVISA、JCB、JCCA。アメリカの会社でマスターカード。日本独自の会社だと楽天などがありますね。

この中でシンガポールで使える主流なカードはVISA、JCB、マスターカードです。この中でもとくにJCBとマスターカードがおすすめです。

JCBは日本ではまだ使えないお店もあるかもしれないですし、VISAと比べると知名度は落ちてしまいがち。マスターカードも平成の終わり頃に流行りだしたので、国内においてはVISAと比べると利用者も少ないです。

海外の会社ということもあり、国内ブランドと比べると安心感も違いがありますね。

シンガポールの場合はアメリカブランドでもあるマスターカード対応のお店、世界でも有名なクレジットカードのパイオニアとも表現されているJCBはシンガポールの人たちからするとなじみ深いカードです。

マイナーなものは使えな可能性がある

逆に日本で使えても海外では使えないカードもあります。日本独自のクレジットカードやシンガポールにおいてマイナーなカードです。

例えば楽天やJCCAなどが挙げられます。auウォレットも日本の携帯会社のものなので使えない可能性が大です。

もしかしたら空港などにある免税店などでは使えるかもしれませんが、大手カード会社のカードを持っていた方が確実性があります。

シンガポールでクレジットカードを使うと手数料を取られることもある?

現金を所持する必要もなく、仮に盗難されたとしても、現金はすぐに使われてしまう可能性がありますが、クレジットカードは会社に電話すれば利用を停止することができます。

治安のいいシンガポールですが、外国人を狙ったスリや盗難に遭う可能性も否定できないので、利便性や安全性を考えると1枚は持っておきたいところ。

しかし、クレジットカードを所持することだけが一概にメリットとは言えません。手数料などの金銭面を考えると現金払いの方がいい可能性もあるからです。

手数料の仕組み

これはお店などにもよるのですが、クレジットカード決済ごとに手数料がかかる場合があります。例えばタクシーの場合は支払い額の10%が加算されることがあります。

例を挙げるとすれば、3ドル支払わなければいけない場合は0.3ドルが手数料になると言った感じです。

お店によっても手数料の割合に違いがありますが、支払額の何%が手数料として取られるといったこともあるので、知識として覚えておきましょう。

ちなみに、日本でもこの手数料の概念があります。例えば日本では風俗利用の場合、クレジットカードの支払い手数料として支払額の10%が加算されることが多いです。

手数料で場合によっては思ったより支払金額が高くなることは頭にいれておいてください。

シンガポールでメジャーなJCBのクレジットカードで優待や割引などが受けられる

シンガポールでクレジットカードを使うことによって、デメリットのみが発生するわけではありません。カード会社によっては割引の恩恵が受けられたり、サービスを利用できることもあります。

JCBのカードでは優待や割引などが多いのでそういった豆知識ももっておくと、よりシンガポールで過ごす日々を楽しいものにできますよ。

旅行で使うならJCBがおすすめ

シンガポールでの観光や旅行を目的として使うならJCBがおすすめです。

例えばシンガポールにあるJCBプラザラウンジで特定のツアーを予約すると10%の割引が適用されることがあります。

高島屋などでは支払い額の5%の割引が受けられるほか、JCBプラザラウンジ・シンガポールで観光情報やJCBの加盟店なども教えて貰えます。

割引だけでなく、こういった観光に関してのサービスを受けられるので、お金の面でなく、楽しい旅行の助けとなるサービスを受けられるといった点は大手カード会社ならではです。

シンガポールに行くからこそクレジットカードの管理はきちんとおこなおう

日本で発行されたカードも利用することができますが、シンガポールでクレジットカードを使う場合は管理の仕方などの勝手が違って来ます。

例えば、シンガポールでクレジットカードで買い物をする時、シンガポールで支払う通貨単位はドルですが、いざ引き落としとなると通貨単位はドルのものではなく、円として換算されます。

ドルで支払うのか、円として払うのか、レートの違いがあり、金額管理をする際も混乱するので注意しましょう。

交通マネーを使ってみよう

現金を持つのが怖いけどクレジットカードを使うのもはばられるという人は交通マネーを使ってみましょう。ただし日本のSuicaやPASMOなどは使えません。

  • NETSFlashPay
  • ez-LINK

といったSuicaやPASMOのような役割をもつカードがシンガポールのコンビニや一部の駅の窓口などで売られているので購入してみてください。日本とシステムはそんなに変わらないのでなじみ深いかもしれませんね。

少なくとも電車やバスの交通機関はこれらのカードがあれば切符を買う手間が省けますよ。

万が一の為に保険に入っておこう

海外でのクレジットカードの紛失保険や海外旅行に必要なクレジットカードの保険は入っておきましょう。

というのも、日本で入っている保険などは海外では適用外になりますので、旅行用や留学用、用途に合わせた保険に入っておかねばいけません。

変に保険料をケチってしまうと例えば怪我や病気をした際に治療・入院費が100万円以上かかってしまったりする場合があります。

カードの盗難・紛失保険もカード会社によりますが、金額を保証してくれることもあるので、自分が納得する保険に加入しましょう。

まとめ

シンガポールはクレジットカードでの支払いに対応している国です。海外なので、日本の支払いシステムと違うのかと心配になられている人も多いでしょう。

ふたを開けてみればクレジットカードの支払い自体は日本とさほどシステムは変わりません。電子カードやプリペイドカードというのは日本でも流行っているものですしね。

違うのはクレジットカードの支払いにかかる手数料や円とドルのレートの近いと行ったところです。

支払いの要点や割引やサービスの利用を駆使すればクレジットカード支払いは強い味方となるので、シンガポールに行く際はぜひクレジットカードの利用を検討してみてください。

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